<ソフトバンク2-1広島>◇21日◇ヤフオクドーム
昨年4戦4勝の交流戦男は健在だった。ソフトバンク帆足和幸投手(34)が7回5安打無失点。3勝目には結びつかなかったが、持ち味の的を絞らせない投球が光った。
「全体的に良かったと思う。とにかく気持ちで投げた。どこまで低めに集められたか分からないが、前回よりは良かった」
前回14日ロッテ戦は6回2失点ながら、5回まで毎回の10安打を浴びるなどフラフラだった。広島戦は西武時代の10年6月以来4年ぶり。過去1勝3敗と合い口は悪かったが、昨年MVP候補にもなった交流戦で輝きを取り戻した。
3回まで無安打投球。魔球パームの切れもよく、すべて左打者から4三振を奪った。両軍無得点の6回は大ピンチ。1死一、三塁から4番エルドレッドを迎えた。1-1から変化球を真ん中に投じるも、結果は注文どおりの遊ゴロ併殺打。珍しくガッツポーズが飛び出した。
「あれはヒヤッとした。気持ち勝ちです」。左翼席を真っ赤に埋めたカープファンの圧力にも屈せず。技巧派左腕が気合で押し切った。摂津、ウルフと離脱が続く先発陣に、ベテラン左腕が明るい話題を提供した。【大池和幸】



