<ソフトバンク3-1オリックス>◇26日◇ヤフオクドーム

 オリックスがソフトバンクに連敗し、16日以来守ってきた首位から陥落した。先発東明が4回途中に3失点で降板。救援陣が踏ん張り追加点を許さなかったが、打線はわずか4安打1点と振るわなかった。後半戦は5戦連続1桁安打だ。

 森脇浩司監督(53)は「点は入らないときはこんなもの」と話したが左ふくらはぎの張りで離脱した平野恵不在の影響も出ている。主に1番平野恵、3番ヘルマンで4番糸井の前を固めていた。平野恵が抜けたことで1番ヘルマンが増え、3番は坂口やバトラーなど流動的。長内打撃コーチも「いろいろやってみている」と打線の形を探っているところだ。

 指揮官は「どちらに転んでもおかしくなかったが、2試合とも負けた。明日、全力で勝ちにいく。勝ちをもぎとれれば力がついたといえる」と3連敗阻止へ表情を引き締めていた。