ソフトバンクが、今月29日にもFA権を再取得する細川亨捕手(34)に残留要請することが11日、分かった。球団幹部は「球団の総意として来年以降もうちにいてもらいたい選手」と明かした。今季の細川はFA加入した鶴岡と先発を競い、後半戦は主戦として定着。バスター打法を復活させ、西武から移籍後4シーズンで最高の打率2割1分4厘を保っている。今オフには近日中にFA資格を満たす西武炭谷の去就が注目されているが、ソフトバンクは既存選手の引き留めを優先することになりそうだ。