巨人レスリー・アンダーソン外野手(32)の来季残留が確実であることが23日、分かった。来日1年目の今季は87試合に出場し、打率3割1分9厘、15本塁打、50打点をマーク。開幕から日本野球に順応し、コンスタントに実力を発揮した。故障による離脱こそあったが、練習に向かう姿勢も非常に熱心で、特に2度目の離脱から復帰したシーズン終盤は安定した成績を残した。2年目の来季は、さらなる飛躍が期待できる。

 体調も万全でチームに合流できそうだ。左肘に慢性的な不安を抱えてプレーしていたが、すでに手術を終え、経過は極めて順調だという。つなぎも決めもできる広角打ちの助っ人が、来季も欠かせない戦力となる。今季チームに在籍した外国人選手では、アンダーソンの他にセペダ、マシソン、メンドーサの残留が確実となっている。