中日平田良介外野手(26)の契約更改が難航する可能性が出てきた。22日の契約交渉で1200万円増の年俸4700万円を保留。次回は12月予定だが、査定ポイントから算出した想定額との開きは大きいという。球団は初回提示額から動かさない方針で、溝を埋めるのは簡単ではない。

 さらに、査定を主導する落合GMが次回交渉に同席しない予定であることが判明した。チーム最多68試合で4番に座った平田は「球団とケンカしているわけではない。ただ、ぼくが思っている数字とは開きがあったので…。しっかり話し合って納得できれば」。GM不在で“納得”できる要素はあるのか。同じく契約保留した選手会長の大島と同様、波乱含みだ。