広島中崎翔太投手(22)が“呉昇桓化”を目指す。28日、広島・廿日市市内で行われたバッテリー会ゴルフに参加。セットアッパーとして期待される来季へ、肉体改造を施す。究極の理想は阪神呉昇桓。テレビなどで目にし、驚いたという。腕まわりや下半身など、目指す点は多い。

 「下半身の強さとか、12月、1月でも6から8時間は練習するというのを聞きました。自分ももっとやらないとと思いました」

 最強の鋼を目指し、年明けからはマエケン道場に参加する。都内でエース前田、大瀬良、中田と汗を流す。「しっかりトレーニングして、見ても学べるようにしたい」と張り切る。参加して飛躍した中田の後を追い、精力的に動く覚悟だ。

 当面の目標は「開幕1軍」。登板32試合で2勝3敗、防御率3・92だった今季から飛躍を目指す。「2月1日からマックスでいけるように」。マッチョな中崎がどんと構えている。