西武木村文紀外野手(26)が「振り込め詐欺撲滅」を呼びかけ「振り込みオフ」を誓った。29日、埼玉県内の東入間警察署で一日署長を務めた。年々増加する振り込め詐欺も人ごとではなく「うちの母ちゃんのところにも電話がきたんですよ。『俺だけど財布なくした』って言ってきたみたいです」と生々しい実体験を披露。被害には至らなかったが「まさかですよね。びっくりしました」と神妙な表情で話した。

 お金は振り込まなかったが、バットはとことん振り込む。秋季南郷キャンプで田辺監督からのアドバイスを受けフォームを改良。今季は自身初の2桁本塁打(10本塁打)をマークし、徐々に手応えも出てきただけに「監督からオフに入ってもマメを消さないようにと言われた。時間がある限り、振っていきたい」とオフ期間中に新フォームを固めるつもりだ。