阪神和田豊監督(52)が23日、選手たちに“質問攻め指令”を出した。沖縄キャンプ第1クールはOBの江夏豊氏が臨時コーチを務めるが指揮官は特に若手、中堅選手が積極的にぶつかっていく姿勢を期待した。

 「(江夏氏に対して)意見というか、考えをはっきり言ってくれたら。経験豊富な方が来られるので、いろんなものを学んで。疑問に思うことは、自分の口でしっかり質問してほしい。言い方は失礼だが、フル活用してくれたら。思いのたけをぶつけながら、プラスにしていってほしい」

 すでに2月2日には練習後に宿舎で「江夏講座」が開催されることが決まっているが、沖縄キャンプ滞在は約1週間だけに接する時間は限られている。ちゅうちょしている時間はない。指揮官は選手たちが少しでも多くのことを吸収することに期待していた。