フルメニューが見えた!

 パスポート盗難から来日が遅れていた阪神マウロ・ゴメス内野手(30)が沖縄滞在4日目も休日返上で汗を流した。今日11日からの全体合流が決まり、状態がよければ15日までの第3クール中にも本隊と一緒に全メニューを消化できそうだ。

 チーム宿舎内にある室内練習場で、ゴメスがバットを振り回した。ウオーミングアップ後はキャッチボール、ノックと進み、ネットに向かってティー打撃を始めた。準備は万全。平田ヘッドコーチが打撃投手を務め、40スイングの即席フリー打撃が始まった。

 ネットに囲まれたため、打球の飛んだ位置はわからない。それでも平田ヘッドの言葉が仕上がりの良さを物語る。「迫力があるのは投げていたら分かる。力強いスイングができている。(こっちが)飛ばしすぎないように気をつけながらやらないといけない」。プラス要素ばかりが続いた。

 バットの準備もぬかりない。日本へ持ち込んだルイスビル・スラッガー社製のものは重いタイプと軽いタイプの2種類。長打、変化球への対応などを考えながら「二刀流」を試していく。全体合流となれば屋外フリー打撃も解禁。昨季打点王の4番打者が、本領を発揮する。