＜仙台６大学野球：東北学院大９－７仙台大＞◇第６節第１日◇５日◇東北福祉大

　優勝戦線生き残りをかけたＡクラス対決は、タイブレークの延長１０回、東北学院大が仙台大に先勝し、明治神宮野球大会・東北代表決定戦進出の２位以上確保に王手をかけた。

　３－３の延長１０回表１死三塁、２番嵯峨日明捕手（３年）の適時左前打を起爆剤に一挙６得点。２点を追う５回表も、嵯峨の中前打を口火に３点を挙げるなど、仙台育英で甲子園出場経験のある先発６人（２、３年生）が全９得点に絡んだ。春は仙台大に勝ち点を奪われ、２位に甘んじた。今日６日の第２戦を落とすと、２位以上確保に逆王手をかけられる。嵯峨は「勝ち点を取って、最終節（東北福祉大戦）につなげたい」と秋連覇に意欲を見せた。【佐々木雄高】