広島野村謙二郎監督(47)の長男、亜大・野村颯一郎内野手(1年=崇徳)が、「7番DH」で父と同じく、開幕スタメンデビューを飾ることが決定的になった。東都大学春季リーグ戦が今日7日、開幕する。39年春の専大以来、75年ぶり2校目の6季連続優勝に挑む亜大は6日、東京・日の出町のグラウンドで最終調整を行った。野村は182センチの大型内野手として、2月のオープン戦から勝負強い打撃と俊足でアピールを続けてきた。生田勉監督(47)は「ベンチには入れるし、使いたいと思っています。まずは守備が大事」と、三塁には藤岡裕大内野手(3年=岡山理大付)を起用し、野村は指名打者としてデビューする。父は駒大時代の1年春の開幕戦は「1番遊撃」で先発し、4打数1安打だった。父を超える活躍で、チームの勝利に貢献したい。