目指すは「涌井+石井一」だ。西武ドラフト1位、日南学園の中崎雄太投手(17)が11日、両親とともに宮崎・南郷町のホテルで入団交渉に臨み、契約金8000万円、年俸800万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。今年の「仮契約第1号」となり「うれしい気持ちでいっぱい」と目を輝かせた。
146キロ左腕は2人の先輩に「話を聞きたい」と弟子入りを希望した。まずは涌井から精神論を学ぶ。さっそく“教材”となったのが日本シリーズ第7戦で中継ぎ登板した6回、巨人小笠原を直球で三振に仕留めた場面だ。「僕なら変化球を投げていたと思う。逃げずに投げたのがすごい」。石井一からはフォームなどの技術を授けてもらう。同じ左腕としてあこがれの存在で「全盛期は150キロを投げていた。勉強させてもらって、僕も直球で勝負できる投手になりたい」と後継者に名乗りを上げた。
いち早く直接指導を受けるためにも、来春の1軍キャンプに帯同することが当面の目標になる。「今のうちに走り込んで肩もつくっておきたい」。早くも気合十分だった。【太田尚樹】



