ロッテのドラフト1位、東海大・伊志嶺翔大外野手(22=沖縄尚学)の背番号が「5」に決まった。20日、神奈川・平塚市の東海大で2度目の指名あいさつを受け、瀬戸山球団社長から背番号を正式に通達された。背番5は、堀が91年から20年間背負った番号とあって、同社長は「スタートから1軍で頑張り、堀さんの安打数(1827)を超えてほしい」と開幕1軍指令を出した。

 目指すのは、開幕1軍はもちろん、その先の盗塁王&新人王だ。18日の神宮大会決勝で敗れた早大・斎藤は、同リーグの日本ハムに進むだけに、新人王のライバルだ。「斎藤とは酒も飲みに行きます。仲良いですよ。でも、負けるわけにはいきません」と言い切る。西村監督は4年連続盗塁王の実績を持つだけに「抜けるよう頑張ります」と5年連続盗塁王を目標に設定。「ベストは5秒7です」。50メートル5秒台という俊足で「5」にまつわる夢へまい進する。【金子航】