沢村に新人王を獲らせん!
阪神ドラフト1位指名の榎田大樹投手(24=東京ガス)が26日、東京都内のホテルで契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。セ・リーグ新人王は3年連続で巨人勢。球界初の4連覇阻止へ、力強く意気込んだ。
「球界を代表する投手になりたい。ローテを守って、結果として新人賞を獲れればいいな、と思います」
ライバル筆頭は巨人ドラフト1位、中大・沢村拓一投手(22=佐野日大)だ。オレンジに身を包むからこそ、余計に負けたくない。
「入ったからには…。阪神巨人は伝統ある対戦。そこで(沢村に)投げ勝って新人王を獲れれば。伝統の一戦というイメージは強い。投げた時は勝ちたい」
伝統の一戦にかける思いは強い。今季は巨人戦のテレビ中継もチェックし「この打者ならどういう投球をする、とかイメージしました」。G倒、そしてライバルに投げ勝つイメージはふくらんでいる。
もちろん、簡単でないことは百も承知。準備は進めている。広州アジア大会で銅メダルを獲得し、21日に中国から帰国。以降の4日間は、休みを取らずに走り込み中心の自主トレに励んだ。
「1年間できる体力をつけたい。まずは競争に勝たないと。投手は点を取られないのが大事。意識したい」
ドラフト指名後は代表戦計16回を無失点。虎入り後も練習試合、オープン戦でゼロ行進を目指す。
「自信がないとプロに入れない」
普段は謙虚な男が、勝負師の顔つきできっぱり。山口、松本、長野の次は?
悔しすぎる新人王の流れを、虎の榎田が一気に止める。




