ドラフト会議から一夜明けた28日、日本ハムのスカウト陣が、強行で1位指名した菅野智之投手(4年=東海大相模)が所属する、東海大の野球部合宿所を訪れた。本人とは面会できなかったが、横井監督ら関係者に、指名に至った経緯を説明し、混乱させたことを謝罪した。約25分間の会談を終えた大渕隆スカウトディレクター(41)は「ドラフト戦略上のこととはいえ、事前に指名のあいさつを行っていない。先方は心の準備もなかったと思うし、強い困惑、驚きを与えたことは、おわびしなければいけない」と話した。