ウル虎ルーキーに正月休みなし!
阪神の新人合同自主トレが兵庫・西宮市の鳴尾浜で来年1月8日からスタートすることになった。球団最速の始動となるのは、ドラフト1位慶大・伊藤隼太外野手(22=中京大中京)を沖縄・宜野座1軍キャンプに備えて徹底的に鍛え上げる狙いからだ。
ゆっくり餅を食べている場合ではない。鳥谷以来のドラ1野手をエリートに育て上げる最速始動プランが進行していた。すでに和田豊監督(49)は伊藤隼の1軍キャンプ帯同方針を明言。柴田、俊介らとの中堅争いに参戦させる。激しいバトルを勝ち抜くための基礎を、合同トレでじっくり磨く。
自主トレは選手の能力に応じて練習メニューも細分化する。第1クールは身体能力チェックや寮生活に適応するための期間とし、第2クール以降に個人メニューが組まれる。続木2軍トレーニングコーチは「より綿密に、より確実に、よりしっかりと。沖縄に向かっていく選手もいるだろうし、ファームの選手もいる。ある程度分ける」と指導方針を示した。1軍スタート濃厚な伊藤隼には、土台作りが必要な高校生とは別の特別メニューが組まれそうだ。
ケガ予防の狙いもある。例年、新人合同自主トレは1月10日以降のスタートだったが、今年は1月9日にスタートした。その1年前には甲斐、藤原、二神とオープン戦までに離脱者が続出した。反省を踏まえての早期始動で榎田という成功例を生んだことから、来年はさらに1日早くスタート。隼太が早仕上げでプロ生活を始める。【岡本亜貴子】



