イケメン、そろってます。DeNA中畑清監督(58)が26日、ドラフト1位指名した駒大・白崎浩之内野手(22=埼玉栄)、同2位の法大・三嶋一輝投手(22=福岡工)に指名あいさつを行った。即戦力としての期待を熱く語る前に、まずは2人の顔立ちを絶賛。早くも評価はうなぎ上り?
で終始ご機嫌。初めて体感するキヨシ節に、新戦力もタジタジだった。
やっぱりハイテンションだった。初の指名あいさつで訪れたのが、愛する母校駒大。中畑監督は白崎と握手を交わすなり、「やっちゃいました!
久しぶりの後輩です。うちはドラフトというより、面接で入れるタイプ。いい顔してます!」。肩を抱いてのキヨシ節。いきなり褒めたのは野球の力ではなく、顔だった。
中畑監督
スター性あるよな。まず顔で売って、徐々に結果で売ってほしい。どっちかというと、俺と同じタイプ?
高田GM
お前は(スタメンまで)3年かかったろ?
そんなに待てんよ。
中畑監督
あっ!
とにかく1年目からな。
そんなキヨシ節に圧倒される白崎を芸能人に例えると、「料理番組やってる、顔小さくてさ。もこみち?」。料理上手として知られる俳優速水もこみちに似ているとし、「キャベツの速切りやったら?」と、仰天アドバイス?
まで飛び出した。
午後に訪れた法大でも、三嶋の顔を見るなり「わー、またイケメンだ。白崎とは違った意味でのイケメン選手だね。今風なジャニーズ系?」と分析。こちらは芸能人には例えづらかったらしく、考え抜いた末、「三島由紀夫か」と、ダジャレに逃げた。
当然、グラウンドでの活躍が大前提。いくらルックスがよくても、1軍で結果を出してもらわなければ、指名した意味がない。「ファンをがっちりつかむ、この選手を見たい、という選手にならないと」。
白崎には遊撃手として、三嶋には先発投手として、大きな期待と、カンフル剤としての役目も求める。「新しい風だね。現在の選手にどんな緊張感を与えてくれるか。とにかくうちは変わらないとダメ。そのための材料かもしれない」。監督が話題の中心だった今季。この日は絶口調のキヨシ節に終始タジタジのイケメン新人が、チームの“顔”になれるか、注目だ。【佐竹実】
◆D-BOYS
大手芸能事務所、ワタナベエンターテインメント所属の若手男性俳優のユニット。04年から行われているオーディションの合格者が新加入する形でメンバーが増え、現在は14人で構成。瀬戸康史、五十嵐隼士ら5人は音楽ユニット、D☆DATEとしても活動している。