横浜内川聖一内野手(27)が9日、代理人と契約更改交渉に臨み、事実上の合意に達した。下交渉では球団と大きな開きがあって長期戦も予想されたが、約30分の交渉を終え「まだ押していないが、基本的に金額面ではほぼ合意した」と笑顔を見せた。今季の推定年俸は8500万円で、提示は内川が最低ラインと定めた1億5000万円を超える年俸プラス出来高払いの1年契約。大幅な歩み寄りについて、佐藤球団常務は「FAなどの補強と生え抜きへのバランスを考えないといけない。(内川から)生え抜きとしてのプライドを感じた。(選手で)最高の評価」と説明した。次回交渉は24日で「次に来るのは押すのが前提」と話した。