ソフトバンク王貞治会長(69)が16日、2度目の契約更改交渉で保留した田上秀則捕手(29)の徹底抗戦を強力プッシュだ。球団事務所に訪れ「今年はチームの成績としては全体的に上げるのはあれだけど、個々にはいろいろあるだろう」と話した。「選手にとっては主張できる場。思いを言える場なのだから、どんどん言えばいい」。交渉のテーブルで球団と選手が互いの考えを徹底的に話すことで、チーム一丸となるケースもある。「最終的に契約したら、あとは野球に打ち込むだけ」とも話していた。