空前のセンターバトル!
阪神林威助外野手(31)が11月30日、100万円増の年俸3200万円で契約更改した。これまで主に右翼手だったが、出場機会を求めて中堅レギュラー争いへの参戦を表明した。
林は、硬い表情で会見に臨んだ。今季は69試合で打率2割8分9厘、4本塁打、22打点。代打で勝負強さを発揮したが、年俸は微増にとどまった。球団側の説明は、26試合というスタメン出場の少なさだった。
林
得点圏打率(4割1分2厘)はいいほうだったと思うけど、守備とかスタメンで出ないと打席数も増えてこない。
真弓監督は来季の左翼金本、右翼マートンを明言。中堅を複数選手に争わせる考えを示している。定位置を狙う林も、慣れない守備位置ながら果敢に挑む。
林
(中堅も)やることは一緒ですが、外野の一角をとれるようにしたい。
道は平たんではない。ライバルが次々と名乗りを上げている。ドラフト5位の明大・荒木郁也内野手(4年=日大三)から、捕手登録の狩野、内野手の坂、大和。さらに41歳桧山も若手にカツを入れる意味で参戦表明。林でついに12人目。野手全体の38・7%がセンター候補という状態になった。
チーム内での競争を求めた真弓明信監督(57)の狙いはずばり的中した。林は「今年の成績は最低ライン。1試合でも多くスタメン、1打席でも多く立ちたい」。1ポジションに12人が群がる空前のサバイバルがチームを活性化させる。(金額は推定)【益田一弘】




