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原監督決めた、ダルで開幕戦/WBC

原監督(中央)は、ダルビッシュ(左)と山田投手コーチを集め話をする
原監督(中央)は、ダルビッシュ(左)と山田投手コーチを集め話をする

<WBC:宮崎合宿>◇初日◇16日◇サンマリンスタジアム

 これがサムライジャパンの必勝ローテだ! 3月5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1ラウンドの先発ローテーションが、第1戦からダルビッシュ有投手(22=日本ハム)、松坂大輔投手(28=レッドソックス)、岩隈久志投手(27=楽天)の順番となることが16日、最有力になった。初戦の中国戦はダルビッシュで勢いづけ、韓国が有力な第2戦は松坂に託す。そして岩隈で1位通過を決めて、米国に乗り込む作戦だ。日本代表候補の強化合宿は、この日宮崎でスタートし22日まで続く。

 代表合宿がスタートしたサンマリンスタジアム宮崎には、4万人のファンが押しかけた。原監督はトップスターたちの仕上がりへの手応えと、ファンの期待の大きさを感じながら、さらに気を引き締めた。「いよいよ始まったなという感じです。この時間を意義あるものにして決戦を待つ。大きな通過点でありますが、いいスタートを切れたと思っています」。

 その熱気はブルペンも同様だった。投手陣にはこの日に照準を合わせて実戦登板できるレベルでの調整が義務づけられていた。実際に杉内を除く計14人のピッチングを間近でチェックした山田投手コーチは、仕上がりに「ほれぼれする。十分に戦える」と納得した。

 WBCでは対戦相手が手探りの状態になるため、どうしても投手力がカギを握る。首脳陣は開幕する3月5日から、堂々と先発3本柱を投入して押し切る基本戦略を描いている。注目の先発ローテーションは、初戦の中国戦はダルビッシュ、第2戦は松坂、そして第3戦に岩隈の登板が最有力となった。

 開幕戦の中国は格下とはいえ、チームに勢いをつける意味において完勝が求められる。すでに春季キャンプで球速150キロ台を計測し、ハイペース調整のダルビッシュを立てる。

 最大ヤマ場とみる第2戦は「台湾-韓国戦」の勝者だが、韓国が相手になる可能性が高い。第2戦は、国際大会で経験豊富で、第1回WBCではMVPに輝いたエース松坂に託す。そして、安定感のある岩隈を第3戦に投入して1位通過を決めて米国に乗り込む作戦だ。仮に第2戦で最大のライバル韓国と戦って敗れた場合でも、敗者同士の中から通過チームを決めることになる第3戦に岩隈がまわる作戦だ。

 本番では球数制限があるため、強力な先発3本柱でスタートし、左右の中継ぎがしのぎ、抑えが締める継投で相手を振り切る-。日本が誇る投手陣の“切れ味”は鋭い。世界一連覇へ向けて、初戦まであと16日。サムライ必勝ローテーションが固まった。【寺尾博和】

 [2009年2月17日8時39分 紙面から]

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