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村田サムライ1号「ホッとした」/WBC

3回裏日本2死二塁、左越えに2点本塁打を放つ村田(撮影・蔦林史峰)
3回裏日本2死二塁、左越えに2点本塁打を放つ村田(撮影・蔦林史峰)

<WBC・第1ラウンド:日本4-0中国>◇5日◇A組◇1回戦◇東京ドーム

5番村田修一内野手(28=横浜)がサムライジャパン初アーチとなる左越え2ランを放った。

 苦い思い出を振り切る1発だった。低い軌道の打球が左翼席に飛び込むと、村田は両手を上げて感情をあらわにした。1点先制した3回の攻撃をつなぐ意識で打席に立った。2死二塁。フルカウントから低めの変化球を右ひざを折って食らいついた。

 村田 国際大会では村田は打てないと言われたくなかった。日本のホームランバッターの意地です。

 第1打席では左翼ポールへ大ファウルを放っていた。これが生きた。「最初の打席から修正できた。立つ位置を20センチぐらい前に出て投手に近づいた」。緩い変化球に狙いを絞った結果だった。重苦しさが漂った初戦の関門。日本ベンチに勇気を与える2ランだった。

 昨夏の北京五輪の悔いを晴らすひと振りだった。同大会では、開幕直前に風邪をこじらせたことが最後まで響いた。8試合25打席で2安打。本塁打も打点も残せないまま帰国した。風邪が治ってからも両足ハムストリング、腰の痛みを抱えながら戦った。

 悪夢を断ち切りたい一心で、今年1月から前横浜の升永雅史氏を専属トレーナーに迎えた。「給料が上がった分だけ自分の体に投資したかった」。今季年俸は2億6000万円。計り知れない責任の重さを自覚した。「難しい初戦を取れたことは大きい。これからにつながる1発だった」。

 今大会中は横浜市の自宅から東京ドームに通勤している。村田家では、絵美夫人の意向で無安打の日は晩酌は出されない。国際大会1号を放った夜だ。大好きなビールの味も格別だっただろう。【山内崇章】

 [2009年3月6日8時10分 紙面から]

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