「世界一性格の悪い男」鈴木みのる(46)が、ノアを完全制圧した。

 GHCヘビー級王者・丸藤正道に挑戦。要所でセコンドの介入を受ける無法ファイトを展開すると、最後はゴッチ式パイルドライバーで王座を奪い取った。試合後には田上明社長を挑発し、立会人の小橋建太氏からベルトを奪い取るなど大暴れ。自ら率いる「鈴木軍」でノアのタイトルを総なめにし「沈みかけの舟から宝を奪ってやった。俺たちがプロレス界の新しい王だ」と豪語した。丸藤の再戦要求を拒否すると「このベルトで何をしようが俺の勝手。次のステップに進む」と宣言した。