ベテラン永田裕志(48)が約9年ぶりに新日本のシングルベルトを巻いた。

 第6試合で、永田ら第3世代と抗争を続けるNEVER無差別級王者柴田勝頼に挑戦。天山、小島と連破した王者とバチバチの打撃戦を展開した。

 柴田の容赦のないキックを、胸、左上腕、背中にたたきこまれながら、執念のバックドロップホールドで柴田から3カウントを奪った。

 永田の新日本でのシングルベルト戴冠は、07年10月に、棚橋にIIWGPヘビー級王座を奪われて以来。永田は「このベルトはIWGP以上のベルト。オレがベルトを巻いたからには、この新日本のマットはさらに面白くなるよ」と意気揚々と宣言した。