大相撲の春巡業が24日、さいたま市で行われ、30歳の誕生日を迎えた大関霧島(音羽山)が、横綱豊昇龍(立浪=26)から三番稽古の指名を受けた。8番取って4勝4敗。幕内琴栄峰(佐渡ケ嶽=22)、平戸海(境川=26)とも胸を合わせ4勝2敗だった。

左足親指の爪が剥がれかけていたため、基礎運動を中心に調整していたが「体も動いていましたし、気持ち的にもいけたので」と、この日取った14番の意図を説明。横綱からの指名は「予定になかった」が、気迫のこもった稽古に「誕生日ですし、いい思い出になりました」と、感謝した。

入門時の師匠、陸奥親方(元大関霧島)は31歳で大関に昇進したこともあり「まだまだ若いので、力は出ると思う」。体の張り、筋肉も充実。横綱への意欲も見せ「年を取るとか考えないで、前向きにやっていきたい」と、力を込めた。

この日は小学校に通い始めた長女を、友人宅まで送り届けた。プレゼントも受け取り「パパ30歳になったの」と、友人に話す姿に癒やされた。5月には小学校主催の相撲大会に、長女が参加意欲を示しており「落ち方を教えないと。けがしないように」と、優しいパパの顔をのぞかせていた。