18年連続18度目出場のベテラン、永田裕志(48)が、前IWGPヘビー級王者内藤哲也を破り、白星スタートを切った。

 永田は、左足に集中攻撃を浴びながら、執念で立ち上がった。最後は得意のバックドロップホールドで15分32秒の死闘を制した。

 インタビュールームに戻ってくると永田は「立って話すことができないから、座らせてください」と報道陣に断った。それでも「ついこないだまでIWGP王者で、ロスインゴベルナブレスのリーダーとして新日本を席巻していた内藤に勝った。オレの力がIWGPに通用することが分かりました」と、満足そうに話していた。