ボクシングのWBC世界フライ級タイトルマッチ(5月20日、有明コロシアム)で世界初挑戦する同級1位比嘉大吾(21=白井・具志堅スポーツ)が18日、都内の所属ジムで10回のスパーリングを行った。

 先月までの千葉県内でのフィジカル合宿を終え、「まだ疲れは抜けていない」としながら「いつもより早い」というロングスパーを消化。対戦相手の同級王者エルナンデス(メキシコ)をイメージしてジャブも多めに繰り出し「パンチ力だけと思われているかもしれないが、全てを上回りたい」と士気を高めていた。