東洋太平洋スーパーウエルター級タイトル戦が22日、エディオンアリーナ大阪第2で行われ、12回TKO負けを喫した王者大石豊(32=井岡弘樹)が、意識を失った状態で、大阪市内の病院へ救急搬送された。

 同級9位ラーチャシー・シットサイトーン(31=タイ)との初防衛戦だった。試合は2回に大石がダウンを奪うなど、ポイントを大きくリードして最終12回を迎えた。左ストレートでダウンを奪われ、その後もロープ際で連打を浴びて1分36秒、レフェリーが試合を止めた。

 大石はキャンバス上で意識を失った状態で、控室で状態をみられた後、救急車で搬送された。