ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(21日、有明コロシアム)で5度目の防衛戦に臨む同級王者井上尚弥(24=大橋)が18日、都内で予備検診に臨んだ。

 挑戦者の同級2位リカルド・ロドリゲス(米国)とも異常なくパス。ロドリゲスが「井上の弱点は接近戦」と指摘したと聞くと、「どっち(近、遠距離)でも戦える。接近戦でもビックリさせられたらいい」と受けて立つ姿勢をみせた。大橋会長も「打たれ強そうですけど、望む接近戦で戦わせたい」と、あえて相手の得意な土俵で戦い、強さを証明するように促した。珍しくキャップ姿だったが、「髪を切ってなくて。試合までに切りますが(髪形は)迷ってます」と新ヘアスタイルもお披露目となりそうだ。