ロンドン五輪金メダリストで同級2位村田諒太(31=帝拳)が、同級1位の元世界王者アッサン・エンダム(33=フランス)に挑んだ世界初挑戦は、4回にダウンを奪うなど優勢とみられたが、1-2の判定負け。五輪メダリストとして日本人初の世界王者には届かなかった。一問一答は以下の通り。
-闘い方は狙い通り
もっと打てる場面があっても良かった。(エンダムが)明らかに何発か打った後、休む場面があった。つけ込めなかった反省が残る。
-途中に負けていると頭によぎったか
どうなんだろう、というところはあった。ダメージブロー(有効打)じゃなくてジャブを取ったということ。そこは納得せざるを得ない。
-スタイルは出せた
判定につながらなかったので仕方ない。ただ試合をしていて楽しかった。中学で(ボクシングを)始めた自分には想像もできなかった。
-敗因は
相手が足を使うのがうまかった。