日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッション(JBC)合同セコンド講習会が21日、東京・後楽園ホールで開かれた。3月に起きたリング禍を受けての健康管理対策の1つ。東日本ボクシング協会所属ジムのセコンドを対象に、東京慈恵医大の谷諭教授、大槻准教授のコミッションドクターらが脳の仕組みや外傷、応急処置に減量などについて講義した。トレーナーを中心に136人が参加。大橋東日本協会長は「分かりやすく勉強になった。事故ゼロは難しい競技だが、1つでも防ぐことができれば」と話した。セコンド技術向上の一助にと、JBCが初めて作製したセコンドマニュアルも配布された。