<新日本:東京大会>◇16日◇両国国技館◇1万1000人

 初のG1クライマックス決勝進出を果たした中邑真輔(29)は、準優勝にも胸を張った。決勝で真壁刀義(36)に敗れたものの、準決勝ではIWGP王者棚橋弘至(32)を撃破。今シリーズ7連勝を達成し、G1を盛り上げた。中邑は「決勝は初めてだったが、結果が欲しかった」と悔しがりつつ「自分の信念を貫き通してきたつもり。これが何かにつながれば。1つくさびを打てたかな」と振り返った。