WBC世界バンタム級タイトルマッチが19日、神戸ワールド記念ホールで行われ、チャンピオンの長谷川穂積(真正)は挑戦者のアルバロ・ペレス(ニカラグア)に4回TKO勝ちし、10度目の防衛に成功した。05年4月16日に王座に就いた長谷川穂積(真正)の在位期間は4年8カ月となった。13連続防衛の具志堅は4年4カ月で、日本選手としては最長記録となった。

 もっとも、試合間隔が空けば在位が長くなるのは当然で、防衛回数とは必ずしも比例しない。歴代で、日本のジム所属の世界王者で保持期間の最長はロシア出身でフライ級の勇利アルバチャコフの5年4カ月だが、防衛回数は9度。最短はスーパーバンタム級のロイヤル小林で47日目に陥落した。(共同)