<プロボクシング:WBC世界ライト級王座決定戦>◇15日(日本時間16日)◇米ロサンゼルス・ステープルズセンター

 元世界2階級制覇王者の同級2位ホルヘ・リナレス(26=帝拳)が3階級制覇を逃した。元WBC同級暫定王者だった同級1位アントニオ・デマルコ(25=メキシコ)と激突。長身の相手に対し、スピードを生かして連打で攻め続けた。6回には鼻柱、8回には左目もカットで出血して迎えた11回、デマルコの猛攻を受けた。右フックや左ストレートを食らい、最後は5連打を浴びたところでレフェリーストップ。同回2分32秒、TKO負けを喫した。

 負けたリナレスは31勝(20KO)2敗、新王者となったデマルコは26勝(19KO)2敗1分け。