元WBA世界フライ級王者の内藤大助(37=宮田)が31日、大阪府立体育館で引退セレモニーを行った。

 トランクス姿でリングに立った内藤は「大好きなボクシングを引退します。イジメがきっかけで始めたボクシングだったけど、多くの人たちから声援を受けて、チャンピオンにまでなることができました。世界戦を3回も組んでくれた宮田会長には本当に感謝しています。1人ではチャンピオンになれなかった。ファンのみなさん、スポンサーの方々に本当に感謝しています」とゆっくりと語りかけるようにスピーチ。最後は引退のテンカウント・ゴングを聞き、家族から花束を贈られ、リングを後にした。