新日本の1・4東京ドーム大会で全治6カ月の左頬骨(きょうこつ)骨折の重傷を負った船木誠勝(42)が29日、都内で会見した。左目の腫れも治まった船木は、3月4日の東京・後楽園大会へ来場して「ファンに自分の口から近況を報告して、全日本のリングを自分の目で確かめる」と話した。

 当日は負傷を負わせられた永田裕志(43=新日本)と、弟分の河野真幸(31)が一騎打ち。「気になりますね。ただ、場外乱闘とかに巻き込まれて、また壊れたら意味がないので、セコンドに付くかは未定です」。永田については「今は全く考えないようにしています。でも、けがをさせたのは彼なので、復帰したら互いに無視できない存在になると思う」とリベンジに意欲を見せた。