9月16日に大阪千里中央よみうり文化ホールで行われるWBAダブル世界戦の開催概要が26日、都内で発表された。WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチで、王者の多田悦子(31=フチュール)に東洋太平洋女子ライトフライ級王者でWBA同級9位、WBC同級7位の柴田直子(31=ワールドスポーツ)が挑戦。WBA女子世界ライトミニマム級タイトルマッチで、王者・安藤麻里(24=フチュール)がWBC女子世界アトム級7位の宮尾綾香(31=大橋)と対戦する。多田は8度目、安藤は2度目の防衛戦となる。

 ビジュアル系女子ボクサーとして人気の宮尾は、20日の世界ミニマム級団体王座統一戦(大阪)でWBC同級王者・井岡一翔に激闘の末、惜敗した前WBA同級王者・八重樫東と同じ大橋ジムの所属。宮尾は「八重樫さんと同じジムで試合に出るプレッシャーはありますが、八重樫さんはすごい先輩で、近づきたい目標。ベルトを持ち帰りたい」と気合を入れた。