長期休養中のプロレスラー川田利明(49)は21日、まだ引退表明する気持ちがないことを明かした。

 2010年以降、故障を理由にリングから離れ、タレント活動と都内の飲食店経営を続けている。09年に三沢光晴氏が急逝、今年5月に小橋建太氏も引退試合で現役生活に別れを告げた。来月7日には田上が現役引退するため、全日本プロレスの四天王で引退表明していないのは川田だけ。今後について問われた川田は「オレは事実上、リングから引いているが、引退は昔から『言いたくない』と言っている」とだけ話した。

 ただ一方で「実際、体はガタガタで試合はできない。もし時と場所が変われば、世の中の変化とかで『引退しようかな』となるかもしれない」とも口にした。