元WBA世界ライトフライ級チャンピオンで「亀田3兄弟」の長男、亀田興毅(亀田)は21日、次男の大毅とともに3月4日にさいたまスーパーアリーナでノンタイトル戦に臨むことを明らかにした。2人の対戦相手は外国選手で、近日中に決まる予定。

 亀田興にとって昨年3月以来、約1年ぶりの日本のリングとなる。昨年末に坂田健史(協栄)からWBAフライ級王座を奪ったデンカオセーン・シンワンチャー(タイ)に挑むための前哨戦と位置付け「2階級制覇、いかせてもらいますわ」と語った。

 亀田興はこの日、成田空港からメキシコに出発した。約1カ月滞在し、練習のほかに現地で試合がある三男、和毅の応援にも駆けつけるという。