日本ボクシングコミッションは12日、11日に行われたWBC女子世界アトム級タイトル戦の映像2種類を、収録していたフジテレビに提出するよう要請した。

 同試合では小関桃(26=青木)が2回48秒、王者ウィンユー・パラドーンジム(24=タイ)にKO勝ちして新王者となったが、王者側から「ダウンを奪ったのが頭によるバッティングでは」とのクレームがついた。JBCはビデオ判定の結果、レフェリーの宣告通り小関を新王者としたが、一方で「最終判断をWBC本部に委ねる」とし、独自映像と合わせた3本を同本部に送る。