WBC世界フェザー級3位粟生隆寛(24=帝拳)が、3月12日の世界再挑戦へスパーリングを本格化させた。3日に都内のジムで、同僚のWBA世界スーパーフェザー級王者リナレスと2日続きで6回。

 「マスボクシング程度」と言っていたが、途中から激しく打ち合った。初挑戦では王者ラリオス(メキシコ)をダウンさせたが、追い詰められなかった。今回は「どこからでも攻撃できるバランス」をテーマに、倒すことに集中。今週にもフィリピンから2人のパートナーも来日するなど、調整スピードを上げていく。