WBA世界女子スーパーフライ級王者となった天海ツナミ(24=山木)の初防衛戦が、前王者張喜燕(28=中国)との再戦になることが濃厚になった。ツナミは一夜明けた27日、都内のジムで会見。2-1の判定に張から再戦要求されたが、「海外でも張が望む場所ですっきり決着をつけたい」と受けて立つ構えをみせた。中立国開催での要望は障害も多く、山木会長は「地元の沖縄も候補」と凱旋(がいせん)試合の可能性も。前夜は新宿の居酒屋で6人の家族と祝杯を挙げたツナミは、この日も妹の学校下見や東京案内に大忙し。「いろんな相手、いろんな所で試合したい」と話し、6月予定の初防衛戦へは1週間だけ休養する。