<ノア:東京大会>◇1日◇日本武道館

 両ひじ手術を受けて欠場していた小橋建太(41)が、昨年9月6日の日本武道館大会以来、約半年ぶりに試合復帰した。第1試合のシングルマッチに登場し、井上雅央(38)と対戦。尺骨神経まひを起こした右ひじをかばうことなく、マシンガンチョップ53連発など強烈なチョップ103発を打ちまくって、最後は14分7秒、豪腕ラリアットからの体固めで圧勝した。

 昨年12月末からトレーニングを再開。1日3~4時間の練習を続け、体重は欠場前より5キロ増の110キロと、ひと回り大きくなった。「みんなの声が後押ししてくれた。やっぱりチョップはリングで打つもんですね」と振り返り、「復帰した以上、次のステップに進みたい」と笑みを浮かべた。