12月18日に神戸ワールド記念ホールでWBC世界バンタム級王者長谷川穂積(28=真正)の10度目の防衛戦が行われるセミファイナルで、7月にWBCフェザー級王座から陥落した粟生隆寛(帝拳)が再起戦を行うことも発表された。

 粟生が「快勝」で長谷川のV10につなげる。7月にWBCフェザー級王者から陥落。セミファイナルで戦う相手は交渉中だが「今年中に試合して、早く上に上がっていきたいと思っていた。いい勝ち方をしたい」と意気込んだ。兄貴分と慕う長谷川とは、18日から神戸市内で合宿中。徹底した走り込みとともに「(長谷川の)練習に真剣に取り組む姿勢が、すごく勉強になる」という。