WBA世界スーパーフライ級王座から陥落した名城信男(28=六島)が、国内タイ記録となる3度目の世界王座獲得に向け、裸一貫で出直すと誓った。カサレス(メキシコ)に判定負けした3度目の防衛戦から一夜明けた9日、大阪市内で会見。「もう裸同然。どこでも行く。どんな形でも王者になりたい」と語った。8月にメキシコで予定される新王者カサレスの初防衛戦の前座にも、見合う価値があれば出たいという。階級についても「(上下1階級の)バンタムやフライでも」。なりふり構わずチャンスをつかみに行く。