7月3日(日本時間4日)の米総合格闘技団体UFC116(米ラスベガス)で総合格闘家・秋山成勲(34)と対戦予定だった元PRIDEミドル級王者ヴァンダレイ・シウバ(33=ブラジル)が急きょ欠場することが23日、分かった。関係者によるとシウバは肋骨(ろっこつ)を骨折し、代わりにクリス・リーベン(29=米国)の名前が挙がっているという。

 直前に“どたキャン”を食らった秋山は自身の公式ブログで「あ~あ。」と題し「頭がこんがらがってます」と複雑な心境を吐露。所属するクラウド秋山道場の川端社長も「朝10時に聞いたばかり」と困惑した。代役候補のリーベンは19日に試合をしたばかりだが「ダメージがないので戦える」と話していると言い、米国内では対戦が正式決定したとの情報も流れている。川端社長は「クリス・リーベンとはやらない。名前のある、実力のある選手としかやらない。UFCと話をしていきます」と語った。