WBC世界フライ級タイトル戦の予備検診が3日、都内のホテルで行われた。同フライ級タイトル戦の王者・八重樫東(31=大橋)、挑戦者オディロン・サレタ(28=メキシコ)に異常はなかった。

 八重樫に挑むサレタはサイズ的にやや優位も、視力が左右とも0・3はボクサーにしては悪かった。初来日で春先の変わりやすい天気には苦労しているようだ。「初めての日本で、気候の変化に戸惑っている。だいぶ慣れてはきたが」と話した。試合に向けては「戦う姿勢は出来ている。展開は八重樫の出方によって変わる」と話すにとどまった。