日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブ・ボクシング分科会は11日、都内で14年の年間表彰選手のノミネート選考を行った。最優秀選手賞には、10月に7度目の防衛に成功したWBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)、前WBC世界ライトフライ級王者井上尚弥(大橋)らが候補に挙がった。7月と11月に米国で2度の防衛を果たしたWBO世界バンタム級王者亀田和毅は、昨年12月の世界戦混乱問題により国内ライセンスを失効中のため、選考対象から外れた。

 また、今月4日に国際ボクシング殿堂入りが発表された具志堅用高氏、故大場政夫氏が特別表彰されることも決まった。年末の世界戦の結果も踏まえ、来年1月6日に選考会が開かれる。