日本相撲協会は24日、来年初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、12場所ぶりに東の正横綱に就いた日馬富士(31=伊勢ケ浜)が意気込みを語った。

 九州場所では2場所休場明けながら、2年ぶり7度目の優勝。午後に国技館で行われた力士会後に取材に応じ「やっぱり、うれしいです」と素直に喜びを口にした。ケガとの闘いを乗り越えたことにも触れ「本当に、忍ぶ2年間だった。気持ちだけは負けないように。相撲を取ることの幸せを感じました」と振り返った。

 1年を最高の形で締めくくり、年明けからは新たな戦いが始まる。「まずはケガをしっかり治して、土俵に上がり続けること。仕事を続けることが大事。結果は後からついて来る」と話した。