大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は4日、愛知県長久手市の部屋で大関高安(27)と稽古し、10戦全勝だった。

 立ち合いから鋭い踏み込みで相手を捕まえて、すべて寄り切り。「いいんじゃないですか。いい感じで調整できた」とうなずいた。

 7勝10敗だった前日から立ち合いを修正して臨み、1日で成果を出した。「動きも良くなってきた」と手応えを感じていた。